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神奈川上肢外科研究会事務局
昭和大学横浜市北部病院
整形外科 教授 川崎 恵吉

 第29回神奈川上肢外科研究会の会長を務めさせていただきます、昭和大学横浜市北部病院の川崎恵吉です。歴史と伝統のある神奈川の手外科・上肢外科の先生が集う本会を開催させていただくことは、大変光栄であります。会員の皆様には、心から感謝申し上げます。
世界を席巻してきたCOVID-19ですが、本学会も3年間は、学会の中止やweb形式の開催、懇親会の中止など、制限を余儀なくされてきました。今年の研究会は原点にかえり、以前より開催していた、横浜シンポジアでの開催とさせていただきました。夜景のみなとみらいを見下ろしながら、横浜の手外科・上肢外科医が交流できる会が戻ってきます。これが神奈川上肢研究会の真髄だと思っております。私が今あるのは、この学会の前身である神奈川手外科であり、この学会で多くの神奈川の御高名な先人・先生方との交流のお陰と、大変感謝しております。そのご恩を、次世代に還元し、若手の先生方による熱い議論と楽しい情報共有の会を開催することが私の務めと思っております。そして、神奈川県の上肢外科の先生方がワンチームとなって、地域と国民の皆様への医療レベルと患者サービスの向上になることを強く期待いたします。
教育研修講演は、新潟手の外科研究所の坪川直人病院長をお招きし、舟状骨偽関節や手根骨疾患の鏡視下手術に関してご講演をいただくことになっております。坪川先生は舟状骨偽関節の鏡視下掻把・骨移植術の他、多くの新しい手術手技を開発されており、手以外の先生方にも興味を持って聞いて頂けると思います。
好評であります、ミニシンポジウムに関しましては、手外科の手術件数で多くを占める橈骨遠位端骨折の中で、「背尺側骨片」について、議論したいと思っております。
そして本年は、理学・作業療法士のセッションも作りました。手外科・上肢外科はリハビリスタッフとの連携が必要なことは言うまでもなく、各病院の先生方には是非ともリハビリスタッフの発表の後押しをお願い申し上げます。
昭和大学での主幹は、筒井前教授、故三原先生、西中先生についで4人目でありこれまでは肩と肘を主とした会でした。現在、昭和大学整形外科は、手・肘・肩を含めた上肢グループの勉強会を4附属病院とその関連施設で行っており、このチーム全員で本研究会を盛り上げたいと思っております。明るく、楽しく、そして知的に、をモットーに本研究会を開催したいと思いますので、多くの先生方の積極的な演題応募をお願い申し上げます。

 

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