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研究会演題募集|ご挨拶

第32回神奈川上肢外科研究会 会長
北里大学医学部整形外科学
小沼 賢治

 第32回神奈川上肢外科研究会の開催にあたり、会長を拝命いたしました北里学病院整形外科の小沼賢治でございます。このたび、伝統ある本研究会を担当させていただく機会を賜りましたことは誠に光栄であり、会員の皆様ならびに関係各位に心より御礼申し上げます。
本研究会は、初代会長である北里大学の故二見俊郎教授が設立に深く関わられた歴史ある会であり、神奈川県における上肢外科診療および研究の発展に大きく寄与してまいりました。私自身も専攻医の頃より本会に参加し、二見先生ならびに小林明正先生(第9回会長)にご指導を賜りながら研鑽を積んでまいりました。当時、二見先生が活発な議論を展開されていた様子は、現在においても鮮明に記憶しております。

本研究会は、若手医師にとっては発表経験を積む登竜門としての役割を担うとともに、中堅医師にとっても後進の指導やシンポジウム登壇、座長経験を通じた研鑽の場となっております。また、県内外で活躍されている上肢外科医が一堂に会し、活発な意見交換と人的交流を行う貴重な機会としての意義も有しております。先人の意志を継承し、本研究会が今後も上肢外科医の育成および学術交流の場として発展し続けることを願っております。

教育研修講演では、岡山大学整形外科/運動器疼痛センター教授の西田圭一郎先生をお招きし、「関節リウマチに対する上肢人工関節置換術の要点と盲点」と題してご講演いただきます。本邦における関節リウマチの薬物療法は、2003年の生物学的製剤の導入以降、パラダイムシフトを迎えたとされていますが、依然として上肢関節障害や腱断裂により機能障害を呈する症例は少なくありません。また、人工関節置換術においては再置換術が必要となる症例も存在し、術者にとって重要な課題となっております。本講演ではこれらの臨床的問題点についても言及いただく予定であり、極めて有益な内容となることが期待されます。

ミニシンポジウムは「非連結型人工肘関節置換術:インプラントの選択と適応」をテーマといたしました。本邦においては国立病院機構相模原病院が非連結型人工肘関節発祥の地として知られ、非連結型人工肘関節の発展において重要な役割を果たしてきました。その後、複数の機種が開発され、各々に特徴を有することから、特に初学者にとっては適切なインプラント選択および適応判断が課題となる場合があります。本シンポジウムでは、豊富な臨床経験を有する施設より演者を招聘し、各機種の特性および手術手技についてご講演いただくとともに、会場参加型の意見交換を通じて理解を深める機会としたいと考えております。

最後に、本研究会の開催にあたり、日本臓器製薬株式会社には共催として多大なるご支援を賜りましたことに深く感謝申し上げます。また、企業展示としてHOYA Technosurgical株式会社にご協力をいただいております。ここに厚く御礼申し上げます。

本研究会が、参加される皆様にとって実り多い学術交流の場となり、ひいては上肢外科領域のさらなる発展に寄与することを祈念するとともに、円滑な運営に向けて尽力してまいります。何卒、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

北里大学医学部整形外科学 小沼 賢治

 

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