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研究会演題募集|ご挨拶

第31回神奈川上肢外科研究会 会長
国家公務員共済組合連合会 平塚共済病院 整形外科・手外科センター
勝村哲

 第31回神奈川上肢外科研究会の会長を務めさせていただきます、平塚共済病院整形外科・手外科センターの勝村哲です。
 横浜市立大学の同門での開催は、第6回藤井英世先生、第8回酒井直隆先生、第12回齋藤知行先生、第16回坂野裕昭先生、第22回山崎哲也先生に続き、30年以上も続く伝統のある本研究会を担当させていただくことは、大変光栄であり、会員の皆様には心から感謝申し上げます。
本研究会に参加される先生の中には、この会でかつて発表された先生も多いと思います。私も神奈川手・肘の外科研究会の時代に、手指の皮弁ついての症例報告を発表させていただき、御高名な先生の質問に対して、緊張して答えたことを今でもはっきりと覚えております。このように、本研究会は神奈川で上肢外科を志す若い先生医師の飛躍の場の足掛かりとなるチャンスの場であり、また、神奈川の上肢外科の先生方が、第一線でご活躍されいる先生方と垣根なく語りあうことのできる交流の場としても意味のある研究会であると思います。ぜひ、今までと同様に今回も本研究会を有意義な場としてうまく活用していただければ幸いに思います。
 教育研修講演は、四谷メディカルキューブ 手外科・マイクロサージャリーセンター センター長の平瀬雄一先生をお招きして「Orthoplastic hand Surgeryのすすめ」に関してご講演をいただきます。実際の臨床の場で上肢外科の診療に携わるうえで、皮膚、血管、神経、骨、関節、靭帯、腱のすべてを修復する技術習得の必要性を感じるとともに、自分の不得意な部分をどのように対応するべきか悩んでいる先生方も未だに多いと思います。今回の、整形外科、形成外科にとらわれないOrthoplastic Surgeryについての考え方やアプローチについて学ぶことは、これから専門医を目指していく先生方にとってはもちろんのことOrthoplastic Surgeryに興味のあるすべての先生にとって非常に有意義なものになると思います。
 ミニシンポジウムは、「手指の靭帯損傷の治療」といたしました。手指の靱帯損傷は臨床の場でよく遭遇する外傷ですが、比較的治療成績が安定している固有指の新鮮例PIP関節側副靭帯損傷例から、治療が難しい陳旧性母指MP関節橈側側副靭帯損傷など様々で奥が深い分野であると思いますので、活発な討論ができることを期待しております。
 日本臓器製薬株式会社におかれましては、今回も本研究会の共催を継続していただき、厚く御礼申し上げます。また、企業展示としてはHOYA Technosurgical株式会社に出展をお願いしております。
 本研究会が本年度もこれまで通り、活発な議論がなされ皆様にとって実りのある会となるとともに、本研究会のさらなる発展とげていくよう、皆様のご支援、ご協力の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

国家公務員共済組合連合会 平塚共済病院 整形外科・手外科センター 勝村哲

 

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