第24回神奈川上肢外科研究会　会長 伊勢原協同病院 齋藤　育雄

　このたび、第24回神奈川上肢外科研究会を担当させていただきます、JA神奈川県厚生連・伊勢原協同病院整形外科の齋藤育雄です。1995（平成7）年に始まった歴史ある本研究会を開催させていただくことは、大変光栄であり身の引き締まる思いです。東海大学の領域関連としては、第2回の岡義範先生、第19回の池田全良先生が担当されており、その末席に連なることができ、とてもありがたく存じます。本研究会は、当初は日常診療で相談したい症例を検討できる場でもあり、現在も若手の先生が発表しベテランの先生方と忌憚なく意見交換ができる会として機能していると思います。今回も、この良き伝統を生かせる会にできればと考えております。
今回の、教育研修講演は、名古屋第一赤十字病院整形外科　堀井恵美子先生に「小児橈骨頭脱臼の治療　-外傷性、先天性-」という内容でご講演頂くこととなりました。豊富な臨床経験に基づいた有意義なお話をお聞かせ頂けることと思います。
本研究会は、手から肩まで上肢全体を扱う日本でもユニークな研究会です。ぜひ若手の先生方に積極的にご発表をお願いし、垣根を超えた討議ができればと思います。多くの先生方のご参加をお待ちしております。よろしくお願い申し上げます。