第23回　神奈川上肢研究会　会長 社会福祉法人　湘南病院 手・肘の外科センター　新井　猛

　　このたび第23回神奈川上肢研究会会長にご推選いただき担当させていただきます，社会福祉法人湘南病院　手・肘の外科センター新井　猛です。神奈川県は全国的にも上肢を専門とする先生がたが多くいらっしゃる地域として有名であります。したがって注目度の高い研究会かと思います。そのようななかで今回の研究会を開催させていただくことを大変光栄に存じ感謝申し上げます。私がこの会に参加させ ていただいた時は神奈川手・肘の外科研究会との名称で第1回の研究会会長は北里大学東病院整形外科の二見先生でした。私のこの会に対する印象としては学会にみられるような雰囲気よりは，同じような専門性を持ったベテランの先生やこれから手の外科などを志す若手医師の交流の場との印象を受けました。第21回は金潤壽先生会長のもと森友寿夫先生によるTFCC損傷のご講演，第22回は山崎哲也先生会長の もと高原政利先生による野球肘のご講演と後藤英之先生による肩肘のエコーついてのご講演とスポーツ整形に関するご講演が行われました。したがって今回の研究会では独立行政法人地域医療機能推進機構（JCHO）大阪病院 救急部/スポーツ医学科の島田幸造先生に変形性肘関節症についてご講演を依頼しご快諾頂きました。
一般演題では肩，肘，手と幅広く若手の先生がたに積極的にご発表，ご参加をお願いしたいと思います。本研究会が実りある研究会となるように多くの皆様にご参加いただければ幸いです。何卒宜しくお願い申し上げます。